Tsutomuの古代魚:02/08
アロワナ(スーパーゴールデン) |
写真なし ポリプテルス・エンドリケリ・イガラシ |
ポリプテルス・エンドリケリ(国産) |
今月は非常にショックな事件が起きた.イガラシが死んでしまったのである(激涙) 事件の概要はこうである.最近イガラシも大きくなってきたから太らせようと思ってワームをたくさん与えていた.このイガラシはエサ喰いがとても良く,コアカなら1日30匹,ワームも1日20匹くらいは軽く食べていた. そして,8月といえばお盆である.帰省である.お盆休みになり,僕は前から気になってたレイアウトを大幅に変更した.そして,僕は実家に帰る前にイガラシを満腹にしようと思い,ワームを20匹ほど入れて,食べ終えるのを見届けずに寮を出た.これが失敗であった. そして実家から寮に帰ってみると,レイアウトが変わったことで落ち着かなかったのだろうか,イガラシはワームをほとんど食べずに残していたのである.そしてイガラシは帰省前と比べて別の個体かと思うほど色が変わり,非常に薄い色になっていた. しばし呆然・・・ すぐに食べ残したワームを取り出し,水換えをして,温度を上げて,塩を入れて,エアーを強化して,できる限りの対応をした.その後しばらく様子を見ていると,泳ぎ方もだいぶおかしい.死にかけのドジョウやコアカのように,縦になって少し泳ぐとすぐに動きは止まり,力を振り絞ってまた少し泳ぐとすぐ止まり,というのを繰り返していた.これを見てもうダメかと思った.これが帰宅した日の深夜である.これ以上見てても何もできないのでとりあえず寝た. 夢を見た.水槽にヒビ割れができ,どんどん水が漏れて,イガラシが暴れている.水位はどんどん下がってく.そしてとうとう水がほとんどなくなった時にイガラシが跳ね上がり,死のダイブをする,という夢である.そしてハッと目が覚めた. 翌朝,水槽を見るとイガラシが水槽の底に沈んだまま,さらに色も薄くなり,硬直して死んでいた(激涙) この日は僕の誕生日である.こんな悲しい誕生日は今まで生きてきた中で初めてだ. そして,寮はコンクリートであり埋めてあげられる土もないので,近くの海に埋めに行った.死んだすぐはその実感がないものだが,埋葬してあげると本当に死んでしまったんだという実感が込み上げて来る.泣いた. この悲しい事件から僕は教訓を得た.外泊する前はエサを与えてはならない.後で知るのだが,これは熱帯魚飼育において常識らしい.無知とは恐いものだ. しばらくは悲しみで沈んでいたが,1週間後,気を取り直して,60cm水槽とエンドリを購入した.アロワナとサイズ差があるため,いきなり混泳はできない.しばらくは60cm水槽で飼育し,成長したら120cm水槽でアロワナと混泳しようと思う. 今度のエンドリには天寿を全うしてもらうためにも,今まで以上に慎重に飼育したい. |