ヘッドフォンを取り付ける。(JAMMA・JVS兼用型)

まずはじめに・・・

ここで紹介するヘッドフォンアンプには、(有)秋月電子通商の「ステレオヘッドホンアンプキット」を使わせていただいております。
このペ−ジで説明するヘッドフォンアンプ基板からの配線におきまして、
キット付属の説明書を見ていただくところが存在しますので、
必ずキット付属の説明書を用意しておいて下さい。

※(有)秋月電子通商 東京都千代田区外神田1-8-3野水ビル1F
(有)秋月電子通商様のHP

部品表
品名数量備考
ステレオヘッドホンアンプKITこれがないと始まりません(^^;
56Pエッジコネクタ電源取り出し用
56Pカ−ドコネクタ電源取り出し用
RCAステレオピンコ−ド長さは適当に
ステレオミニジャック1または2取り付けるヘッドフォンの個数による
配線少々

当然ながらヘッドフォンも用意します。

キットを組み立てる

まず、キットを説明書にしたがって組み立てます。
部品の取り付けミス(極性など)に気を付けて下さい。
組み立てたヘッドフォン基板

電源の配線

アンプを動作させる電源は基板のJAMMAコネクタから取り出すようにします。
まず、エッジコネクタの裏(線を半田付けする方)の部品面の列と半田面の列の間にカ−ドコネクタを差し込み、それぞれのピンを半田付けします。
その際、大量に半田を使うと裏に半田が流れ込んで部品面と半田面がショ−トしてしまいます。
そのコネクタから+5VとGNDを取り出し、ヘッドフォン基板に配線します。
(「V」が+5Vで「G」がGNDです)
コネクタはこんな形になる。

ライン入力(パカパカ基板→ヘッドフォン基板への配線)

RCAピンコ−ドの配線をします。コ−ドを切って被覆をむきます。(ブラスト・メガロ410ステレオ化の項目参照)
この時は外の網線も使いますので切らないで下さい。
ヘッドフォン基板の半固定抵抗の隣に「I」と「G」の配線部分があります。
そのうちの「I」は真ん中の芯線を、「G」はGNDですので網線を配線します。
外側が左ch(白)内側が右ch(赤)です。

ヘッドフォン出力の取り付け

KIT説明書の実態配線図を参考に配線してください。というと回路図を知らない人にはわからないのでここで説明します。
ヘッドフォン基板にAE2073のシルク印刷があるところから・・・

G・・・GND
O・・・左ch出力
G・・・GND
G・・・GND
V・・・+5V入力(電源)
V・・・右ch出力
G・・・GND

ジャックの方の配線位置がわからない方は買う時にお店の人に聞いて下さい(ぉ
筐体から外したヘッドフォン基板(初期のネオジオ筐体・エアロシティ・エアロテ−ブルなどに付いている)があまっている場合はそれを使うとベスト!
以上でヘッドフォン基板の組み立ては終了です。

完成品

電源取り出し用エッジコネクタを基板に取り付ける。


JAMMA規格接続時はこのようになります。
パカパカ基板のJAMMAコネクタに電源取り出しコネクタを差込み、
更にその後に筐体からのエッジコネクタを差し込みます。

JVS接続時は電源取り出しコネクタだけでOK!

RCAプラグは当然ながら基板のオ−ディオ出力に差し込みます。

ヘッドフォン出力からヘッドフォンを差し込みます。


音量調整について

音量はヘッドフォン基板のボリュ−ムを使って調整します。左右別Chになっているので左右のバランスが合うように調整してください。
また、音量を上げすぎると1でプリカパ−トが出てきた時(特にCool Dancing)音が割れることがありますので注意してください。

尚、このKITはパカパカだけに限らず、以下の筐体にも取り付けられます。

ダンスダンスレボリュ−ション(含むSOLO)、ギタ−フリ−クス、ドラムマニア(以上コナミ)、バスト・ア・ム−ブ(専用筐体のみ有効)、クエスト・フォ−・フェイム、ウンジャマラミ−NOW!(以上ナムコ)


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