アストロシティシリ−ズ(アンプ付き)の場合

スペシャルをこれらの筐体に入れている場合は、この改造を強く推奨致します!!
(音が小さいという問題が解決できます)

基板のスピ−カ−出力は小さい方ですので、アンプが搭載されている場合はできるかぎりこちらの方をおすすめします。
ステレオにさせる為にはハ−ネス追加が必要になってきます。
ここでは、対応ハ−ネスの追加、ハ−ネスの制作を説明していきます。


ハ−ネスを追加する場合(予算:約¥6,000または¥0)

使用するハ−ネスは、セガの「WIRE HORN JS&JVS FOR ASTRO(PARTS NO.600-7143-003)」です。
早い話が、NAOMI等のJVS基板をセガのI/Oボ−ドを使ってアストロ筐体に使うハ−ネスです。
ハ−ネス単品でも取り寄せができます(この場合は約\6,000)
しかし、NAOMI基板(パワ−スト−ンは除く)をバ−サスシティシリ−ズ・ブラストシティ・メガロ410のいずれかに入れている場合は、
必ずこのハ−ネスが余る筈です。それを使う以外方法はありません!!
この場合は予算はなんとタダになります。


接続の方法

1 追加ハ−ネスをアンプに取り付けます。
   ハ−ネスに付いている4PコネクタをアンプのSOUND INに差込みます。


2 基板にハ−ネスとオ−ディオケ−ブルを接続します。
   JAMMAハ−ネスはJAMMAコネクタへ(当たり前(^^;)RCAプラグは基板のオ−ディオ出力に接続します。
   JVS用の電源コネクタ(VL6P・8P)は繋がなくても結構です。


3 筐体内の黄色い4Pプラグが「SOUND OUT」に接続されているか確認します。
   もし、筐体内の違うコネクタに接続されていたら差し替えます。

MODEL3仕様の電源(ASSY PWR SPLY(PARTS NO.NVS-4000(-01)))を使用している場合は・・・
   スピ−カ−変換ハ−ネス(WIRE HORN SOUND OUT M3(PARTS NO.600-6502-23))を間に入れます。
   そうしないと左右が反対になって出力されてしまいます。
   もし、ない場合は4Pプラグを「SOUND OUT」にそのまま接続し、基板に繋げるRCAプラグを左右反対に接続します。

作る場合(予算:¥1,000位)

部品表
・ステレオオ−ディオケ−ブルRCAピンプラグ(オス)→RCAピンジャック(オス)(長さは特に問いません)
・アストロ用コネクタ 4Pメス(有り合わせのものがあるならばそれが望ましい)

アストロ用コネクタの番号の見方

一応、番号はふってあるのですが、数字が極端に小さくて見にくいので、ここで説明致します。


12
34
まず、ケ−ブルを切ります。

ケ−ブルを切ったところ
次に周りの黒い被覆を中の線に傷を付けないようにむきます
周りの網線をめくると中の線(芯線)が見えます。

以下の表を参考にしてハ−ネスを作っていきます。

アストロ用4Pコネクタ←結線→オ−ディオケ−ブル
1(AUDIO R)←結線→R−CHの芯線(内側の線)
2(A−GND)←結線→R−CHの網線(外側の線)
3(A−GND)←結線→L−CHの網線(外側の線)
4(AUDIO L)←結線→L−CHの芯線(内側の線)
最後にステレオ設定 にすることをお忘れなく・・・

やってはいけないこと
以下の配線は絶対に避けて下さい。
音質劣化、最悪基板破壊 に繋がります!!

基板側アストロ4Pコネクタ
JAMMA56Pの10(L SPEAKER+)←→4(AUDIO L)
JAMMA56PのL(L SPEAKER−)←→3(A−GND)
キックハ−ネスのB1(R SPEAKER+)←→1(AUDIO R)
キックハ−ネスのA1(R SPEAKER−)←→2(A−GND)

音が小さい等でやむをえずやる場合は・・・

基板側アストロ4Pコネクタ
JAMMA56Pの10(L SPEAKER+)←→4(AUDIO L)
GND←→3(A−GND)
キックハ−ネスのB1(R SPEAKER+)←→1(AUDIO R)
GND←→2(A−GND)
のように配線してください。

このペ−ジの参考文献
SEGAキャビネットJVS改造マニュアル(以上(株)セガ・エンタ−プライゼス)

前に戻る