最先端のモデル顔とは?
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最先端のモデル顔とは顔が小さく、あごが細く華奢な顔のこと

です。昔は8等身美人と言いましたが、最近は9等身に近い人

もみうけられます。

顔が小さい、小顔(こがお)とは噛む筋肉すなわちそしゃく筋が

発達していない状態です。

一般に、噛む回数が多いとそしゃく筋が発達し、筋肉の付着

している骨も厚くなって筋肉の力を支えられるようになるのです。

北京原人とかを中学・高校の教科書の図で見たことがあると

思います。えらが張って、あごが発達した印象のある顔です。

当時は堅いものを、何回もそしゃくして物を食べていたので

あごが発達したのです。

しかし、現代では堅い食事はだんだんと食卓から姿を消しつつ

あります。加熱調理された柔らかいもの、カレーやシチューは

よく子供の好きなメニューとして挙がります。

ほかにもハンバーグ等はほとんど噛まなくてもよい代表選手です。

主食も米からあまり噛まなくてよい麺類に変わり、中には3食麺類と

いう人さえいます。軟食が多いと、当然噛む回数は少なくなります。

しかし、軟食の弊害はあごの発達とは別に汚れが歯に付くことです。

プラーク(歯こう)は軟食傾向のある人には多く付着します。

柔らかくて歯に付きやすい食品であるばかりでなく、噛む回数が

少ないと唾液の出る量が少なくなり、本来人間のもっている歯の

汚れを洗い流す力(自浄作用)さえも弱くなるのです。

そのために歯槽膿漏になりやすくなります。

小顔であればあるほど虫歯や歯槽膿漏になるリスクも高くなります。

したがって小顔の方は歯ブラシは必携です。

噛む力の強い人は俗に言うえらが張っています。

顔の形でいうと四角い顔あるいは角張った顔になります。

顔が小さくなればなるほど脳も小さくなるのでは????

と思うのは私ばかりでしょうか?

噛む回数が減るのはしかたがないのかもしれませんが、

それなりに噛む回数を増やすことが必要です。

よくガムを勧める先生がいますが、噛む癖のある人の場合

片側で噛む回数が逆に多くなり成長期に行うと片側のあごが

発達し顔が左右非対象になることがあります。

かかりつけの歯科医に相談してみるのも一つの方法です。

 

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