9.30
以前ためしに応募してみた、第17回GE横河メディカルESSAY大賞事務局から優秀賞受賞の電話が。「渡辺淳一先生も評価してます。」って?!。マジすか小六。「新手のオレオレ詐欺か?」と思ったが、金品を要求されることはなかったのできっと本当なのだろう。なんか罠でもあるんじゃないか?と、まだすっきり信じ切れてないけど。審査員を考えれば、やっぱ乳ガンヌードの撮影をテーマにしたのが一番の勝因でしょうね。応募作品はWebの方とはかなり違った雰囲気だけど、文体なんて所詮ファッションみたいなもんだしと、斉藤美奈子サンの受け売り。とりあえず、関係者のみなさま、応援してくれてる皆様には、何のお世話にもなってはいませんが、ありがとうございました!。今のところ、足元と月のない夜道には注意しています。
10.1
乳ガン啓発のイベント・ピンクリボン大会にガン友らと参加。会場の有楽町・マリオンでは、大勢のおばさん達が我れ先に席を確保しているので、負けじと人数分ゲットした。企業がかなりお金を出してるらしく、いろいろな宣伝ブースがあり、マンモの機械もおいてある。「これ幾らすんの?」八百屋に聞くみたいにH立技研の営業マンに聞くと「一千万円ぐらいです」「ふーん、安いのか高いのか解らんなァ」などと真面目にからかいながら、待ち時間をすごす。昼の部は聖路加の中村清吾。笑いをとるとこも心得た講演で、ソツなく手慣れてるのはさすがです。このところのお座敷の繁盛ぶりは、ほとんど乳がんホストだね。イケメンだし。が、気になったのは、ホルモン剤などの効果だけクローズアップしていて、副作用については何も言及してなかった事。やはり製薬会社がスポンサーだと言いにくいのか?。夜の部は、絵門ゆう子とあけぼの会会長のトーク。最後は出演者総出のディスカッション。エッセイを読むと「なんだこれ」としか思えないナマ絵門は、内容のないおしゃべりで、何もあとに残らず疲れないところが救いか。とにかく全体的に、企業に良いように使われているイベントってーのが印象深かったね。ちなみに、なぜか会場内は撮影禁止なので画像はなし。
10.4
ESSAY大賞・優秀賞受賞について、朝日新聞の取材を受ける。どしゃぶりの雨の中、ぱりっとスーツを着こなした記者が来訪。乳ガンになった時からのいきさつから始まり、なんで応募したのか?乳ガンヌードの撮影がなぜ啓発なのかなど質問攻め。生活費にするための賞金目当ての応募といったら「うん、それも有りだと思います。」と笑っていたが、ホントなんだってば。前みたいにダンナに仕事くれよ朝日新聞。なぜヌードか?の質問は想定していたものの、まさか「しゃれだよシャレ」とホントの事を言う訳にもいかないし。そこで事前に口裏を合わせてあった通り、ダンナが私を落ち込ませないためにカメラマンと仕組んだ事だと説明したけど、どうも脱ぎ慣れていると誤解されたみたい。最後に「ヌードは初めてですよねー?」と聞かれたくらいだからね。こいつ何考えてんだ!と思ったが、笑顔で「もちろんです!」と大きな声で答えました。ああ、他人に誤解されないように説明するなんて、不可能に近いという事を思い知ったよ。
10.12
ESSAY大賞の事務局(どっかのプロダクションらしい)から連絡があり、審査員の渡辺淳一センセ−が、週刊新潮に連載しているエッセーの中で、受賞作品を紹介しているというので、さっそく本屋へ。新潮なんてオヤジ週刊紙、こんなことでもなきゃ買わないよな。なるほど、エッセーの終わりの方で「・・・髪の毛がすべて抜けたので、すっぽりとかつらをかぶり、傷ついた胸を堂々と露出したヌード写真をとり・・・」ってあるけど・・・あの〜これって事実誤認じゃないスか?。GEのプレスリリースにも同じコメントがあったけど、かつらかぶったなんて一言も書いてないんですが。ホントにちゃんと読んでるのかな。まさかヌードという言葉につられただけなんてことはないでしょうね?センセ−。それにしてもこのエッセーについているイラストはひどすぎ。何この電車縫いのキズ。乳ガン手術についてな〜んにも調べないで、イメージだけで描いたな。ま、このへんがオヤジ週刊紙の限界か。ちなみに記事はこちら。
10.14
朝日新聞朝刊第2東京版の「いのち」ってコーナーに、このあいだ取材を受けた記事が載る。おおおーーーーーっと!!!。なんと、あのドラ絵門のコーナーの隣じゃないですか。朝日の記者にこのHPのURLを載せてくれって言ったら、「紙面の都合で・・・」って断られたけど、これじゃ載せられない訳だ。うぷぷぷぷ。で、内容を読んでみると、一杯飲んだあとボトルキープしたビールとでも言うか、受賞作をなぞっただけで、パンチがないな−。ま、もともとあれ自体がかなりセーブして書いてるから、しょーがないかもね。取材ではもっと面白い話がポンポン出て、記者には受けてたんだけど、記事にする段階でデスクあたりに、だいぶ毒やら骨やらを抜かれたに違いない。トップページのFUCK YOU写真も内規で掲載できないそうだし。わざわざ家まで来た記者には気の毒だけど、このへんが一般紙の限界か。それにしても、URLも載ってないのに、朝の7時前からHPのカウンターがうなぎ上りなのには驚いたね。ちなみに記事はこちら。
10.16〜17
ガン友5人で、山梨県の増富温泉に一泊旅行。台風の合間で久々に晴れた。ここは日本有数といわれるラジウム温泉で、自称「医者に見放されたガン患者」や各種成人病人に大人気とか。予約も数カ月先じゃないと取れないらしい。しかし、そんな客ばかりなので、温泉地としては売りになるはずの、豪華・美麗・便利・ごちそうなどという設備はすべて無し。お土産屋だって気の利かないのしかないし。ま、とりあえずラジウム体験を、てなくらいの感覚で、初めての人をひき連れ、車相乗りの交通費込み・お一人様15000円也のビンボーツアーのコンダクター兼運転手となった。ラジウム温泉というのは入り方がやかましく、まずは冷たい風呂に30分つかる。前に来た時は、長逗留しているらしいオバハンが仕切っていて、始めに暖かい方に入っていると怒られてしまったけど、今日はツアコンがその役までしなきゃならんから忙しい。メンバーはそれぞれ手術の程度も違うので、ト−ゼン「あんたの胸のキズ目立たないねぇ」「胸がでかいから全然わからないねぇ」「私なんか胸がちっちゃいから全摘でも変わらないでしょ。」なんて会話が飛び交って、何でもない入浴客にはシュールな眺めだろうね。でも、一般の温泉みたいに人の目を気にせずにすむので、キンチョ−しないのがいい。なんたってここじゃ多数派ですから。最後に暖かい上がり湯に入ってワンコース終了。入ってる時は冷たいが、出ても体の芯からあったまっているのが、いかにも湯治をしてるって感じだ。予想に反して夕食もプチ豪華でうまいし。で、もちろん食後にまた入浴。さらにビール飲んでおしゃべりして夜はふける。翌朝は4時半に起きて、あっつーいさら湯で目をさましに、5階の展望風呂へ。山並みに続いて、となりの旅館が良く見え、これじゃ夜は展望される風呂じゃん。入ってるのは病み上がりのオバハンばっかですが。ラジウム風呂の方は、6時からだというのにすでにいっぱいで、とりあえずワンコースをこなす。朝食後、チェックアウトしてから、町営の日帰り入浴施設「増富の湯」へ。ここはラジウムの他に薬草湯やジャグジー、サウナなどがあり病人以外にも人気。日曜日は時間前から並んでいるほどだ。早めに帰宅というつもりだったんで、昼ご飯を食べてから、もう一風呂軽く浴びて引き上げたんだけど、中央道は事故渋滞で、解散場所の八王子まで5時間半もかかっちゃって、も−ゲッソリ。翌日、ほとんどのメンバーが仕事にならなかったのは、寝不足なのか、湯あたりのせいなのか、帰りの車内でず−っとおしゃべりをし続けていたからなのかは定かではありません。
10.23
乳ガンの患者会「イデアフォー」の事務所に呼び出されて、読売新聞の取材。告知から病院を決定する迄の紆余曲折を取り上げるらしい。そんじゃーこの闘病記をそのまま書きゃいいじゃん、とは言わずにつきあってあげる。なんせこの患者会、クソがつくほど真面目で、うちのHPもリンクしてくれないくらいなんだけど、さんざん世話になったんでね。ついでに定例の「おしゃべりサロン」にも、久しぶりに出席。今日はなんと16人もの参加で、若い人が多い。もちろん、ほとんどがおニューのガン患者だが、奥さんのかわりに来たおっちゃんも一人いる。かなりしめっぽい雰囲気で、母親が再発して、家庭の事情も複雑だというきれいなおねーちゃんが泣いてしまうと、それにつられて最近告知を受けたという人も・・と次々に感染。まぁしばらくしたら笑ってたから、それほど深刻では無さそうだけど、なんか初々しいじゃないですか。今日はギャグとかカマすと怒られそうなので、おとなしく相談者の観察してました。その後、どっかの大学のネーちゃんの卒論インタビューに協力して、さて帰ろうと思ったら、グラグラッときた!!「ガンはサバイブしたのに地震で死んじゃーねぇ」なんて笑ってたんだけど、実は大変な地震だったではありませんか。
10.27
読売新聞の全国版「医療ルネッサンス」のコーナーに、このあいだイデアフォーで取材を受けた記事が載る。どひゃー、ドアップのカラー写真になるなんて聞いてないぞ。てきとーにそこらにあったピンクのベストなんか着るんじゃなかったな。せっかく世話人のY田さんと撮った写真があるのに、わざわざうちにまで撮り直しに来た読売の女性記耆の腕がいいのか?けっこうかわいいじゃん!。HPに出演してるパンクのおねーさんとはきっと別人ですね。ちなみにろくろのまん中に写っていた変なおっぱいみたいな物体は、乳ガンキャンペーン用に試作中の蓋ものなので、みなさんよろしく。肝心な記事については、病院ごとに温存手術率に差があり過ぎるといった、読売のアンケートを裏付ける内容で、少しはイデアフオーの宣伝にもなったかも。くわしくはこちら。
10.31
青山のウィメンズプラザでイデアフォーの総会。今回は「再発治療の選択」がテーマで、講演は埼玉医大の佐々木DRだ。埼玉医大がどえらい抗ガン剤の医療事故を起こしたあと、ガンセンター東病院からやって来たその道の専門家だけに「腫瘍内科医は日本に○人しかいません」というコトバは説得力があってコワイ。つづいての質疑応答は、慶應の近藤DRが忌引でドタキャンのため、かわりに防医大から慶應に移ったばかりの植松DRが答える。講演後の懇親会で、近藤DRと飲むのを楽しみにしてたのでがっかりだが、植松DRが意外とイケメンなので、まぁいっかー。ちなみに懇親会はフランス料理屋で、ワイン、ビール飲み放題5500円はお得だ。そこへと向かう途中も、佐々木DRは患者に囲まれて「歩く診療室」と化している。あの〜通行人がみんな聞いてるんスけど。さて、久々のうまい料理と酒だったが、酔いも醒める事態が!「エッセイの受賞について挨拶して下さい。」って?。人前で話すのは苦手なので、こーゆー時のために会費払ってやって、非常用に連れて来ていたダンナにかわりに挨拶してもらう。二次会は純日本風。患者会「ソレイユ」の中村おばあさまは、強いのなんの。植松DRはモテモテで近づくスキがないが、帰り際に捕まえて、じゃまなダンナと両手にヒゲで渋谷まで歩く。わーい。うれしくて何話したか忘れた。しっかしイデアフォーも、確かにレベルは高いんだけど、こいつ昔は絶対学級委員をやってたなと思われるよーな、押しの強い団塊おばさんが多くて、なんか悪酔いしてしまったな〜。そりゃ、欲かいて最後に5個も食べたケーキのせいか。
いやー今月はさすがに「乳がん月間」だけあって、行事がめじろ押しで疲れた〜。
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