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ある日ギルドハウスにいくと,ラマ評の吟遊詩人Wolfinaがいた。
これは,ちょうどいい。我らが活動拠点には,みんながモンスターから手に入れた武器や防具などの戦利品が乱雑に散らばっており,まったく整理されていない。Wolfinaの別キャラには鍛冶ができるキャラがいるので,建物内の整頓を思いついたのだ。
鍛冶スキルで武器や防具を溶かして金属塊(インゴット)にもどしてもらう。このインゴットを使って,また武器や防具を作ることも可能だ。リサイクルは大切だね。
ほとんどのアイテムをインゴットにしてもらったけど,なぜか1本のロングソードだけが溶かせないという。どうしてだか判らないけど,たまにそういう物が存在するのだそうだ。
変なの。ちょっと調べてみようかな。というわけで得意でもないアイテム鑑定スキルを使い,私はこのロングソードの鑑定をはじめたのだった。
スキルが低いのでなかなか成功しなかったけど,何度も繰り返しているうちに鑑定成功! ロングソードは41gpの価値があるって出たよ。特に普通のロングソードとちがいはなさそうね。でも溶かせないものはしかたないので,これは町のNPCに売りつけることに決定。
自分のバッグにそのロングソードをしまっていると,バッグの中に入れていたアイテムがふと目に入った。道を歩いているときに落ちていたのでなんとなく拾って持ち歩いてたんだけど,価値はどれくらいなんだろう? そこで鑑定開始。何度も挑戦した結果,このアイテムの価値は……6gp。そうかぁ,a head (人の頭)って6gpの価値なのかぁ。
ついでにやはり拾って持ち歩いていたheart(人の心臓)も鑑定してみる。こっちは2gp。頭より心臓のほうが安いんだねー。
カボチャを鑑定すると8gp。カボチャ一個は頭と心臓を足したくらいの価値かぁ。
なんだか楽しくて色々なものを鑑定しまくる私。
そして衝撃の事実が発覚!
「あああああああ!ラマ評のギルドストーン……価値2gpだって……」
「安っ(w」
こ,これは……ラマ評だからかっ!?
「ですかねぇ(w」
よそのギルドストーンは高かったりしたら,どうしよう!?
ほかのアイテムも鑑定してみる。壁にかけたダーツボードは1gp。少なくともラマ評ギルドストーンはダーツボードよりは高価なようだ。でもダーツボードくらいにしか勝てない価値のギルドって……。
ラマ評の価値を確かめるべく,今度はギルドハウスの看板を鑑定する。結果は……1gp。
ギルドハウスのドアは?……1gp。
「うちのギルドってめちゃくちゃ安いね」
「そうね……」
き,きっとどこのギルドのギルドハウスもこんなものなのよ。今度●グインギルドのギルドハウスも鑑定しておくよ。きっとうちとおんなじだよ。
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