タイトル画

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序章

 「バイオハザード ディレクターズカット版 アレンジモードにおけるジルのロケットランチャー所持バッドエンディングのタイムアタック(長い)」の攻略ですが、基本はとにかく「逃げ」です。ですからとにかく逃げ回って必要最小限の敵のみを倒す、ということになります。バッドエンディングなのでバリーにはお亡くなりになっていただき、クリスは無視します。

 バイオをこれから始めよう、という方には申し訳ありませんが、かなり不親切な内容となるかもしれません。時間を優先させるためゲーム中のストーリー等についてもかなりはしょらせて(というか無視)いただきます。プレイングマニュアルではなく、あくまで重箱の隅をつつくような攻略法ということなので、かなりマニアックな内容となっています。皆さん覚悟しておいて下さい。雑誌などでは絶対載らないであろう情報満載です(笑)。ひととおり眺めてみて「何のことやらサッパリわからん」という方は普通にプレイして館その他の構造(マップ)をひととおり把握してから読んでみましょう。とりあえずこの序章である程度やりこんだ方が必要になるであろう情報を公開します。その後それぞれのページで各シーンの細かい解説を行います。

 雑誌などの記事ではクリスの方がイベントが少ない、体力があるので力押しができる、といった理由から早くクリアできる、などと書かれたりもしていますが、実はそうでもなかったりします。アレンジモード(以下DCアレンジ)ではジルの方がトータルで1分程速いようです。

 まずはジルとクリスのおおまかな違いについておさらいしてみましょう。

 最後の「細身である」については冗談でもなんでもなく、実際の攻略において非常に重要になってきます。

 原則として使用するデータはバッドエンディング後にセーブしたデータを使用します。ですから無限コルトパイソンは所持していないことになります。まずはとにかく3時間以内のクリアを目指すことが第一条件です。3時間以内にクリアするための攻略法は本や他のところでもさんざん語られているので省かせていただきます。

 ここでロケットランチャーでのタイムアタック全体を通して必要となるテクニックとして

 「ロケットランチャー(以後ロケラン)キャンセル」

を活用することになります。キャンセル技についてはいろいろなところで語られていますが、もう一度おさらいしてみましょう。通常であれば

 「武器を構えて撃つ(R1+□)>構えを解く>移動」

となるところを

 「武器を構えて撃つ(R1+□)>スタート連打>移動」

というふうにスタートボタン連打でステータス画面を一瞬表示し、元の画面に戻ることによって「よっこらせ」とロケランを降ろす行程を省略するのです。

 これはステータス画面が表示されている間は、画面上の敵の時間が止まっていることを利用するものです。
 応用として敵からダメージを受けた時にこちらがよろけるモーションをキャンセルする、という使い方もありますが、逆に時間がかかってしまったりすることもあるので、オススメはできません。まぁ要は攻撃を受けなれればいいのです(爆)
 ステータス画面を表示している間もプレイそのもののタイムは刻々とカウントされていますので注意しましょう。
 ここで気をつけておかなくてはならないことは、

 まず始めのうちは邪魔と思われる敵を倒すようにしてキャンセルのタイミングを掴むことから始めてみましょう。そうすることによってキャンセルのタイミングや、どの敵を倒した時にキャンセルをかければよいか、等がわかってきます。
 それと当然のことですがプレイヤーは武器を構えるときに一番近くの敵に照準を合わせるようになっています。ですから場合によっては方向キーで方向転換せずに敵に向かって構えることで方向転換を行う場合もあります。

 ちなみにダメージを喰らうことと攻撃することを天秤にかけて考えてみるとロケラン発射の最小回数は、ジルでプレイしている私の場合20回となります。ただしこれはそのときの調子やそのひとのパターンで多少変化するでしょう。バッドエンディングですのでタイラントは1発のみとなります。

クリアまでのジルのロケラン発射必要回数
場所撃つ回数場所撃つ回数
館2Fベランダ1回プラント42部屋3回
館1Fボイラー通路1回館2Fヨーン2nd2回
館2F大食堂2回館2F図書室3回
館2Fヨーン1st1回館B1厨房1回
館1F絵画部屋前1回ブラックタイガー部屋1回
寄宿舎002号室浴室2回タイラント1回
寄宿舎003号室1回  
計20発
 しかし、撃たなければ速いのか?というとそうとも限らなかったりします。ロケランを構えて撃つ時間と撃たずに逃げる時間を比べると最終的には撃っておいたほうが速い場合も存在します。逃げるのに失敗してダメージを喰らってしまっては本末転倒です。最終的には「何体避けたかよりもどれだけ無駄の無いライン取りができたか」が重要になってきます。つまり最短で走れるライン上に敵がいて邪魔になるから撃つ、ということです。無理して逃げて時間がかかってしまうのであれば、撃ってしまった方がいいでしょう。ただしそれでパターンが安定してしまっても考えものです。常に攻めの姿勢を心掛けましょう。

 以上のことをふまえて、実際の攻略に入ります。

 先に最短ルートであろうアイテム入手の順番も公開しておきます。実際にはこの順番を知っているだけでは1時間12分前後が関の山かと思います。要はそこからライン取りの部分をどれだけ詰められるか、にかかってくるのです。現在私は1時間08分58秒です。当然わたしより速い人はたくさんいるのでこれから紹介する攻略法が完全というわけではありません。

クリアまでのジルのアイテム取得リスト
01館の鍵(鎧)11スタークレスト21バッテリー
02硫酸弾12ムーンクレスト(半分)22最後の書(上)
03薬(除草剤)13ムーンクレスト(半分)23クランク(六角)
04エムブレム14ウインドクレスト24動力室の鍵
05血清15クランク(四角)25最後の書(下)
06サンクレスト16赤い本26バッテリー
07楽譜17寄宿舎の鍵(002号室)27研究所の鍵
08ゴールドエムブレム18寄宿舎の鍵(003号室)28信号弾
09青い宝石19制御室の鍵  
10館の鍵(盾)20館の鍵(兜)  
 当然バッドエンディングですので無視しているアイテムも存在します。弾薬は使う必要がないので当然無視。ハーブも無視します。つまり回復を行う場合はスタート時に所持している救急スプレー1本のみとなります。
 実際この攻略の通り進めればハーブは必要ありません。それと解説の中でそのときどきの所持品を記載しますが、実際はプレイ中にこれらの確認をするためだけにステータス画面を開くことは絶対にありません。してはいけません。ですから所持品の並び方を記憶しておくことが必要です。ダメージを受けて体力の状態を確認したくなってもグッとこらえて、何かを入手する際にステータス画面が表示されるときの一瞬に確認するようにします。念のため書いておきますが、当然セーブはしません「セーブする暇があったら走れ」これを肝に命じておきましょう。

 実際に攻略するにあたって必ずとはいいませんが、ビデオデッキかストップウォッチは用意しておいた方がよいでしょう。ビデオデッキで録画することをオススメします。秒単位の作業の積み重ねになりますのでラップタイムの確認、検証とビデオが大活躍します。途中のアイテム選択や扉の開閉のタイムもカウントされるのでビデオのカウンターの数字が絶対のものとなります。プレイタイムのカウントは

「データを選んで『GOOD LUCK!』の後の強制デモのスタート時」から
「ヘリがきて画面が暗転し、画面に一瞬ノイズが走るまで」です。

 カウントスタート時にビデオのカウンターをリセットしておきましょう。
 このとき各セクションごとにラップタイムを設けてあげるといいでしょう。私の場合はこんな感じです。

クリアまでのジルのラップタイム
チェックポイント計測ポイントタイム
館1st
硫酸弾イベント開始ノブの音00:05’21
ボイラー置き場(館入口)ノブの音00:07’54
甲冑部屋出口ノブの音00:09’38
血清部屋出口ノブの音00:12’39
ピアノ弾き始め「月光」開始00:14’41
虎部屋出口ノブの音00:17’09
ヨーン1st部屋入口ノブの音00:19’22
絵画部屋出口ノブの音00:23’18
四角クランク部屋入口ノブの音00:24’01
寄宿舎
寄宿舎入口ノブの音00:26’11
プラント42部屋入口ノブの音00:29’12
地下箱押し3つめが落ちた音00:32’41
002号室出口ノブの音00:34’48
館2nd
館2nd入口ノブの音00:38’01
墓標「下りますか?」00:40’32
図書室「最後の書(上)を取りますか?」00:43’04
館2nd出口ノブの音00:45’55
地下通路
地下通路入口「下りますか?」00:49’09
ブラックタイガー部屋入口ノブの音00:52’41
研究所
研究所B2(アイテムBOX部屋出口)ノブの音00:56’46
研究所B3エレベーターイベント開始00:59’19
研究所B2(アイテムBOX部屋入口)ノブの音01:05’49
TOTAL 1:08’58
 あくまでこの表のチェックポイントは私が設けた物なので各自タイムを計測しやすい場所を探してみるといいでしょう。
 なお各部屋の名称は正確なものではなくこちらが表現しやすいものに変えてある場合があります。

 一応参照用として各部屋の画像を置いておきますが、かなり不親切なものとなっています。アイテムや敵の位置も記載していません。部屋ごとの比率や障害物の配置等もかなりアバウトなものとなっているので、あくまで参照用、いったいここはどの部屋なのか?ということの確認用のものとして理解して下さい。あまりに広くて行く必要のない場所が存在する場合はその部分を省略している場所もあります。各部屋の向きですが、ステータス画面に表示されるマップ(上方向が北)に準拠しています。

 ではまいりましょうか。今後罫線で区切ってある部分は扉の開閉中または階段などのデータロード状態を表します。文章中の右ダッシュは「方向キー右上を押しながらダッシュ」、左ダッシュは「方向キー左上を押しながらダッシュ」、直進は「方向キー上を押しながらダッシュ」です。特に表記がない部分は常に走っている、と考えて下さい。右に曲がる、左に曲がるというのは画面に対してではなく、方向キーにおいての右、左になります。

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