ドイツ、フランスに続き
アメリカでも近く医薬品認可へ

痴呆性老人の問題は、アメリカでは日本以上に深刻な問題で、
2000年には1000万人が予測され、日本との人口比(日本の約2倍)
から勘案して約3倍となています。30数年前ドイツのシュワーベ社が
「イチョウ葉エキス」を創製し、脳循環改善薬剤の医薬品の開発を開始して以来、
今日までドイツ、フランスアメリカ、イギリスなど世界77ヶ国以上の国々で活用されています。

 わが国では
一昨年数種類の新薬系(主に化学物質)の脳代謝改善剤が薬効再評価の結果、
効果なしの判定から、製造中止に追い込まれたことはまだ耳に新しいことです。
今年も脳循環改善剤が相当数製造中止になることが、予測されます。
今現在、新薬(主に化学物質)では痴呆に効く薬はあまりないというのが実態です。
 
そのような中にあって、2002年頃アメリカのFDA(食品医薬局)で、
シュワーベ製薬のイチョウ葉エキスを医薬品として認可する方針を決定し、
同社は最終作業に着手しました。
 アメリカも日本と同様医薬品基準として、
植物生薬のような有効成分の特定できないものは医薬品として許可されません。
しかし、痴呆老人の急増という社会背景とヨーロッパ各国を始め世界75ヶ国で
医薬品として長年使用され、十二分有効性と安全性が実証されている
シュワーベ社の
イチョウ葉エキスを特例的措置で認可の方針が決定したものと思われます。 
また、1997年アメリカで実施したシュワーベ製薬のイチョウ葉エキスを
用いた300例の痴呆症の治験で、大きな成果が出てアメリカ医師会誌「JAMA」に掲載され
全米中の話題になったことも、その追い風になったのでしょう。

日本でもイチョウ葉エキスは出回っておりますが、
ほとんどはシュワーベ製薬が創製したエキスを模倣したもの。


わが国が待望されていたシュワーベ製薬のイチョウ葉エキス製品(健康補助食品)が
入手可能となり、一部の医療機関では、治療に活用しています。


                                          健康雑誌『わかさ』1999年3月より

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